平成14年度「宿の日」招待事業
宮崎県ホテル旅館生活衛生同業組合 宮崎支部
【第6回 優秀賞受賞】
宮崎県ホテル旅館生活衛生同業組合宮崎支部(関屋勝興支部長)は平成14年度「宿の日」事業として、特別養護老人ホームに入所する身寄りのない高齢者を宮崎市内の宮崎観光ホテル「たまゆらの湯」に招待。入浴と食事、アトラクションのマジックショーを楽しんでもらった。
宮崎は「人情の美」「自然の美」「人工の美」を前面に、古くから新婚旅行のメッカとして多くの観光客を迎えている。しかし「現状は不況の波をもろにかぶり、厳しさの中にある」(宮崎支部)という。また「社会全体も混とんとし、秩序ある人々の関係が薄れているように感じられる」ともいう。
そこで、高齢者、身障者を敬い、尊重する「人情の美」を今一度思い起こし、「優しい町づくり」「優しい観光地づくり」、ひいては「優しい宿づくり」に結び付けようと今回の招致事業を行った。
実施したのは「宿の日」の8月10日。宮崎市内の2施設から、計49人を招待した。
「たまゆらの湯」は平成10年に掘削・開発された新しい温泉。リウマチや皮膚病などに効能があるとされ、招待者は初めての入浴に満足していたという。
また昼食会の献立は、全旅連の平成13年度「からだに優しい料理コンテスト」の最優秀賞を受賞したメニューをもとに創作した会席料理。ホテルの副総料理長から招待者に料理内容を説明し、今後高齢者向きの料理として顧客に提供する旨を話した。帰りは土産として身体障害者の福祉作業所作の織物の小物入れをプレゼント。心のこもった品物が喜ばれていた。
主催者には後日招待者から謝礼の手紙が寄せられ、関係者は高齢者の生きがいづくりに貢献したことを喜び合った。